体をめぐる小説リズム
小説を読んでいると、自然とリズムが生まれてきます。その流れがまた、心地良いのです。
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人付き合いの際には

2015年7月25日

感性が似ている、相性がいいということは、他人と関わっていく上で大切にしなければならないポイントだと思います。ビジネスの上ではどうしてもウマがあわない、人間性が理解出来ないというような人と付き合っていかなければならない場面に遭遇することは多々ありますし、避けることが出来ないということもあります。そういった場合はある意味割り切ることが大切ですし、相容れない他者とのやり取りがそのビジネスを大きくさせるという効果もあります。「仕事だから仕方ない」という気持ちは私自身何度も味わってきた覚えがあります。
ですが、プライベートな場面での交遊関係においてはそうはいきません。やはり一緒に居て居心地のいい相手を選びますし、そういった相手とでなければ関係性が長く持続するということは難しいです。一緒に居て息がつまるようなことは避けたいですし、苦痛を感じながら同じ時を過ごしたいとは思えません。ここでの相手選びはビジネス上での人付き合いとは違った部分でセンサーが働くと思います。
中でも、趣味が同じというポイントは大事にしたいところで、私の場合「本が好きだ」という共通点がある相手とは比較的友好的な関係になりやすいようです。もちろんそれだけではありませんが、自分にとっても相手にとっても負担がないような付き合いが出来るという部分は非常に大切なのではないでしょうか。

趣味を共有するひととき

2015年7月10日

同じ趣味を持つ友人と過ごす時間というものは、そうではない場合と比べて濃密で深い時間を共有出来るような気がします。なんとなくですが、学生時代の部活仲間やサークル仲間に感じるような気持ちに似ているのではないだろうかと思ったり。不思議な一体感のようなものが生まれ、そこにいることが心地よかったりするのです。
例えば、私は本を読むことが好きなのですが、同じく本好きな友人との会話はいつもとても盛り上がります。最近読んだ本の話や好きな作家さんの話をいつまでもしていられますし、ひとつの作品に対する感想や自分なりの評価を言い合うことも楽しみのひとつです。自分と似たような感想を相手も抱いていると更に話が弾みます。また、それぞれが持ち寄った本を貸し借りすることも出来るので、お財布にも優しいというわけです。本が好きなら本屋さんへ行くとどうしても新しい本を購入してしまいがちなのですが、自宅に未読の本があるという安心感がお財布の紐をキュッと絞めてくれるという訳です。
他にも音楽や映画など、共通の趣味を持つ友人との絆というものは深いのではないでしょうか。そういった仲間と過ごす時間は至福の時であり、ストレス解消の一貫にもなるような気がします。

リサイクルショップを活用する

2015年6月26日

本が好きな人なら、古本屋やリサイクルショップを活用することも多々あるのではないでしょうか。私もよく足を運ぶのですが、自宅に増えてしまった書籍を持ち込み、その足で新しい本を物色していくというパターンがお決まりの流れとなっています。
最近のリサイクルショップは取り揃えてある種類も豊富ですし、運が良ければ少し前に発売されたはずの新刊まで置かれてあることも。汚れや破損の程度は様々ですが、状態があまりよくないほど安値にて販売されていますし、良質の本であっても手に取りやすい価格設定となっていますので、「とにかくたくさん本が欲しい!」という場合にはリサイクルショップを活用しない手はありません。
時には小説コーナー以外に漫画のコーナーも見ていくのですが、思わず懐かしくなってしまうような漫画に再会してしまうこともあります。今や漫画は立派な文化ですし、子供だけではなく大人も十分楽しめます。漫画のコーナーでは子供の姿より大人の姿の方が多く見られるようにも思います。なので、恥ずかしい気持ちになる必要なくゆっくりと見て回ることが出来る訳です。
本を読むことが好きな人にとって、本を購入するということは自分に対する投資のようなものです。ですが、出来るだけ出費は抑えたいというのが正直なところ。そんなとき、リサイクルショップの存在はとても有り難いものではないでしょうか。

本を読むときは

2015年6月12日

読書をするのに一番適した場所、快適に読み進めることが出来る環境。本が好きだという方なら、自分なりの「読書空間」というものがあるのではないでしょうか。カフェの一角かもしれませんし、図書館で読むと決めている方もいるかもしれません。忙しい中、通勤途中の電車やバスの中で読むことがお決まりの読書スタイルだという方もいるのではないでしょうか。読書を好む人の理由のひとつに、場所を選ぶことなく自分のペースで楽しむことが出来るということも挙げられると思います。
ちなみに私の快適な「読書空間」は、ズバリ「お風呂の中」です。周りの騒音も適度に遮断されていますし、ひとりの時間でありひとりの空間という安心感もあります。なにより入浴という行為がもたらすリラックス効果が、読書のペースを上げることを手伝ってくれているようにも思えるのです。普段から長湯をしてしまいがちな私なので、本を浴室に持ち込む際にはペットボトル入りの飲料水をお供にすることを忘れないようにしています。ダイエットやデトックス効果も期待できそうな気がしますね。
せっかく好きな読書をするのですから、心行くまで堪能したいもの。その為に環境を整えるということは思った以上に大切なことなのです。

何度でも読み返したくなる本

2015年5月27日

友人と「一度読んだ本を読み返すかどうか」ということで話し合ったことがあります。それぞれ、「感動した作品」ということは共通していました。しかし、どんな本かというところで意見が分かれたのです。友人は小説でも漫画でも、気に入った作品は何度でも読み返すと言っていました。現にそんな本は数冊あるそうで、何度も開いてくたびれているものもあるのだとか。そんな作品はまた買い直すこともあるということです。
一方、私は漫画本がほとんどだと言いました。小説でも確かに大好きな作品はありますが、読むのに時間がかかってしまいます。もう一度一冊を読み返すのであれば、新しい一冊に取り組みたいと思うのです。それに、すでに内容を知っている作品はなかなか集中して読み返すことができないというクセもあります。一度チェレンジしたことがあるのですが、最後まで読み切ることはできませんでした。
音楽と読書とはまた違うかもしれませんが、心地いい文章や物語は繰り返してその世界に浸りたいものですよね。再読の種類や頻度は人それぞれですが、手元に置いておきたい作品があるということは幸せなのかなぁ…とも思いました。そんな物語に出会うことができるのは、想像をはるかに超えた確率ではないかとも思うからです。

強敵「古いアルバム」

2015年5月12日

先日、自宅の物置の整理をしました。今までも何度か片付けようと思ったのですが、いざ片付けようとするとどうしても腰が重くなり、永遠に開かずの間にして封印しておいてしまいたいと、ついつい現実逃避してしまっていたのです。いつまでもここから逃げてはいけないと、ついに意を決して扉を開け放ち、宝を阻むダンジョンのごとく重なりあう段ボールの山に足を踏み入れたのです。
ですが、私の決心をあざ笑うかのように、次々と段ボールの扉の中に潜む奴等が私の動きを阻みます。私を金縛りにしたそれは、「古いアルバム」という名の強敵でした。私の意に反してページをめくる手が止まらない、むしろどんどん滑らかになっていくではありませんか。
アルバムの中の私の分身たちが次々と私の記憶を攻撃し始めます。過去の思い出たちが鮮やかにリフレインし始め、私の分身たちはグイグイと私を過去に引き込もうとするのです。やめてくれやめてくれ、と逃れて次のページへ逃げ込むと、そこには見知った顔、顔、顔のオンパレードです。
もはや私はなすすべもなく、とうとうその強敵「古いアルバム」により拘束され、数時間監禁されたという訳です。ようやく解放され、無事もとの世界へ戻ることが出来ましたが、どうやって再び奴との対峙にて勝利を掴むことが出来るのか。策を練っているところです。

新しい世界

2015年4月26日

SNSの普及が目覚ましい昨今、今や小学生、中学生までもが普通に携帯電話を持ち歩き、パソコンを使いこなしているような時代となりました。私が小学生の頃は、糸電話でどこまで会話出来るか試したり、離れた場所の友人と秘密のやり取りが出来るトランシーバーという魔法のようなオモチャが流行ったりしたものですが、今と比べると「アナログな時代だったな」とついつい遠い目になってしまいます。
しかし本当に便利な世の中になったものです。それだけ自分も歳を重ねたのだと思うと、月日の流れの早さを痛感します。昔と変わったことは挙げていけばそれこそキリがないのですが、電子書籍というものが出現したときはなんだか複雑な気持ちになってしまいました。自分の中で、本はあくまでも紙のページをペラペラめくってなんぼというところがありましたので、若干受け入れがたいような気分になってしまったのです。
しかし、お試し無料立ち読み企画で電子書籍を読んでみたのですが、これはこれでなかなかよいではないか、と思わされました。残すべきところは残し、改めるべきところは改めるという柔軟な姿勢を持ち、消費者が選んでいける選択肢が増えるということは悪くないのかもしれません。これからまたどんどんそういった意味で新しい世界が開けていくのでしょう。

表情や雰囲気

2015年4月11日

カフェで本を読みながら時間を過ごすというスタイル、洗練された大人というイメージがあり、ひそかに憧れを抱いてしまいます。ジャズが静かに流れるような落ち着いた空間で、それはとても絵になるように思います。文庫本の変わりにノートパソコンを開いているという姿もピッタリその空間にはまりますね。傍らにコーヒーカップというアイテムももちろん欠かせません。
このように、醸し出すその人の雰囲気だとか空気というものはとても重要で、時に近寄りがたかったり親しみを覚えたりします。顔の造り、目鼻立ちというよりも、表情であったり服装であったり、話す声のトーンなどというものは、その人を表す際にとても重要なポイントだと思うのです。
いつもため息をついたり口角を下げていたり、瞳に力がなかったりすると、必要以上に疲れているように見えてしまいますし、一緒にいる相手にもそのようなマイナスな空気というものは伝染してしまいます。気を付ければ直せること、意識次第で変われる部分というものはたくさんあると思いますし、表情や雰囲気が変わるとまるで運気まで向上していくような気にさえなってしまうのは私だけではないのではないでしょうか。常に少しの緊張感を抱くということが大事なのかもしれません。

手放すことが出来ない本

2015年3月26日

例えば、とてもよい天気で青空が高く綺麗に見えたとき、ふと読み返したくなる本があります。それは児童文庫の種類としても出版されており、昔から幅広い層に愛され親しまれてきている名作だと個人的には思っています。
この本の内容が、大草原や自然の中で過ごす少女の成長物語でもある為、そのイメージと重なる風景を見たときに、ふと思い出したかのように読み返したくなるように思います。
そして、その本を再び開くごとに、その本を初めて手にしたときに自分に戻るような気がするのです。こういった気持ちになれる本はあまりなく、私にとっては特別な意味のある本だと言えるのではないでしょうか。
本を読むことがすでにライフワークになっているので、今まで数え切れないほどの本を読んできましたが、ことあるごとに思い出したり、何年たっても読み返したくなる本というものはそんなに多くはないと思います。もちろん、どの本も良作が多く、その都度感動したり驚いたり、夜も眠れなくなるほどページがどんどんすすんだりする魅力的な本ばかりではあるのですが、多くても二度読んでしまえば手放してしまうというパターンが多いのです。
そんな中でいつまでも手放すことが出来ない本があるということが、なんとなく少し嬉しいような気がしています。次の晴れた日に、また久しぶりに読んでみようかと思っています。

思春期の手紙

2015年3月10日

両親への手紙というものを書いたことがあります。確か小学生の頃の行事の一環としてだったと記憶していますが、思春期と言われる時期の揺れの大きい年齢にあった私、なかなか素直に普段は感謝の言葉を使うことが出来ずにいました。それは私だけに限らず、周りの友人たちの多くがそうだったと思います。
両親が仕事に行くこと、ご飯を作ったり掃除洗濯をすること、それはごく当たり前の毎日の風景で、そこに疑問や感謝の念というものを抱くまでに心が成長しておらず、時には大人たちの存在がなんとも疎ましかったりしたものです。
思春期、特に反抗期という時期は、子供にとってもその両親にとっても、とてもデリケートな時だと思いますし、必ずやってこなければいけない時期でもあります。子供は妙に大人っぽい様子で分かったようなことを口にしたり、大人は苛立ちを隠せずつい本気のケンカに発展してしまうということもあるのではないでしょうか。
そんな時に、改めて両親に手紙を書くという行為はとてもやりずらかったように思います。何を書けばいいのか分からず、なかなか筆が進まなかったものです。ですが、今思えば、唯一素直に気持ちを表すことが出来る手段だったと思います。
恥ずかしさと一緒に、こういう手紙を書く相手がいてくれるという嬉しさも感じることが出来たように思います。

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