体をめぐる小説リズム
小説を読んでいると、自然とリズムが生まれてきます。その流れがまた、心地良いのです。
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Category Archives: リズムが大事

趣味を共有するひととき

2015年7月10日

同じ趣味を持つ友人と過ごす時間というものは、そうではない場合と比べて濃密で深い時間を共有出来るような気がします。なんとなくですが、学生時代の部活仲間やサークル仲間に感じるような気持ちに似ているのではないだろうかと思ったり。不思議な一体感のようなものが生まれ、そこにいることが心地よかったりするのです。
例えば、私は本を読むことが好きなのですが、同じく本好きな友人との会話はいつもとても盛り上がります。最近読んだ本の話や好きな作家さんの話をいつまでもしていられますし、ひとつの作品に対する感想や自分なりの評価を言い合うことも楽しみのひとつです。自分と似たような感想を相手も抱いていると更に話が弾みます。また、それぞれが持ち寄った本を貸し借りすることも出来るので、お財布にも優しいというわけです。本が好きなら本屋さんへ行くとどうしても新しい本を購入してしまいがちなのですが、自宅に未読の本があるという安心感がお財布の紐をキュッと絞めてくれるという訳です。
他にも音楽や映画など、共通の趣味を持つ友人との絆というものは深いのではないでしょうか。そういった仲間と過ごす時間は至福の時であり、ストレス解消の一貫にもなるような気がします。

本を読むときは

2015年6月12日

読書をするのに一番適した場所、快適に読み進めることが出来る環境。本が好きだという方なら、自分なりの「読書空間」というものがあるのではないでしょうか。カフェの一角かもしれませんし、図書館で読むと決めている方もいるかもしれません。忙しい中、通勤途中の電車やバスの中で読むことがお決まりの読書スタイルだという方もいるのではないでしょうか。読書を好む人の理由のひとつに、場所を選ぶことなく自分のペースで楽しむことが出来るということも挙げられると思います。
ちなみに私の快適な「読書空間」は、ズバリ「お風呂の中」です。周りの騒音も適度に遮断されていますし、ひとりの時間でありひとりの空間という安心感もあります。なにより入浴という行為がもたらすリラックス効果が、読書のペースを上げることを手伝ってくれているようにも思えるのです。普段から長湯をしてしまいがちな私なので、本を浴室に持ち込む際にはペットボトル入りの飲料水をお供にすることを忘れないようにしています。ダイエットやデトックス効果も期待できそうな気がしますね。
せっかく好きな読書をするのですから、心行くまで堪能したいもの。その為に環境を整えるということは思った以上に大切なことなのです。

表情や雰囲気

2015年4月11日

カフェで本を読みながら時間を過ごすというスタイル、洗練された大人というイメージがあり、ひそかに憧れを抱いてしまいます。ジャズが静かに流れるような落ち着いた空間で、それはとても絵になるように思います。文庫本の変わりにノートパソコンを開いているという姿もピッタリその空間にはまりますね。傍らにコーヒーカップというアイテムももちろん欠かせません。
このように、醸し出すその人の雰囲気だとか空気というものはとても重要で、時に近寄りがたかったり親しみを覚えたりします。顔の造り、目鼻立ちというよりも、表情であったり服装であったり、話す声のトーンなどというものは、その人を表す際にとても重要なポイントだと思うのです。
いつもため息をついたり口角を下げていたり、瞳に力がなかったりすると、必要以上に疲れているように見えてしまいますし、一緒にいる相手にもそのようなマイナスな空気というものは伝染してしまいます。気を付ければ直せること、意識次第で変われる部分というものはたくさんあると思いますし、表情や雰囲気が変わるとまるで運気まで向上していくような気にさえなってしまうのは私だけではないのではないでしょうか。常に少しの緊張感を抱くということが大事なのかもしれません。

両利きの自分

2015年2月23日

昔ほどではないにしろ、左利きの人にとっては不便なことが多々あるように思います。実は私も左利きだったのですが、子供の頃に母親によるスパルタ矯正を受け、両利きという特技を身に付けることが出来ました。今では左も右も使うことが出来るので、以外と便利だったりもします。
例えば、文字を書くときは右手で書きますが、塗り絵のように色を塗るときは左手で染めます。左手で染める方がなぜか味が出ますし、やはり自分自身やり易いのです。小学生の頃に絵日記の宿題があったのですが、右手で日記の文章を書き、左手で絵を描いて染めたりしていました。この様子を見た同じクラスの友達に誉められたことがとても嬉しくて、思えばこの頃から積極的に左手も使うようになっていったような気がします。
また、食事の際は右手で箸を使いますが、スプーンやフォークで食事する時は左手です。行儀は悪いかもしれませんが、同時に両手を器用に使って食事することも出来ちゃいます。自宅でたまにこの食べ方をして叱られてしまうこともあるのですが。
両利きであることで、右脳も左脳もバランスよく使えているはずなのですが、今のところは特にこれといって突出した才能がある訳でもありません。いつか才能開花することがあればいいのですが。

漫画の魅力

2015年1月6日

本を読んでいると、「漫画ばっかり読んでないで勉強しなさい」と怒られるという図式がすぐに頭に浮かぶのですが、同じ本なので小説と同じようにとても深く、おおいに勉強になると思うのです。同じ本の仲間、立派な読み物のひとつですから。
特に日本のものはアニメと並んで、国内に限らず海外の評価がとても高いという事実は、ここ最近のジャパニメブームを見ても明らかだと思います。たかが漫画、されど漫画。海外の方は自分の感情をストレートに現すことが多いので、好きなものを隠したり恥ずかしがったりせず、堂々と公表していますね。いわゆるコスプレにかける情熱も素晴らしく、クオリティが高いのには驚かされます。
この分野にも色々なジャンルがあり、単純明快な笑いを提供するものからリアルに問題提起しているものまで、実に様々です。本を読んで世界観や人生観が変わったり、何かしら救われた、気持ちがスッキリしたという経験をした人は少なくないと思います。
本を読むことで、自分が経験出来ない違った人生を疑似体験することが出来るのだと思います。だからこそ、小さい子供から忙しい大人まで漫画を求めるのではないでしょうか。
形式を問わず物語を表現する本は、なかなか深みのある作品が多く、一度読み出すと止まらなくなってしまう魅力的な読み物であると思います。

読書のお供にはどんな音楽がピッタリ?

2014年12月8日

基本的に、読書の時には本に目を落とす以外にすることはありません。小学校の頃から、図書室は静かなところでしたし、授業の前に読書の時間を設けられていましたが、いずれも私語厳禁の静かなひとときでした。社会人になってからは通勤の電車の中で読むこともありますが、あまりうるさい場所で読む機会というのはほとんどないように思います。たまに、家で読むときにテレビを観ている家族の隣りで本を読む人がいるようですが、私は時と場合によるパターンです。
読書は文字を追っているので、耳から会話などが聞こえてくると気になってしまうことがあります。文字として入ってきてしまうので、その意味を理解しようとするときがあるのです。一方、読書で目から文字が入ってきているときなので、読書に集中できなくなってしまいます。テレビの音と同じような効果があるのが、音楽です。英語の意味が分かりずらい洋楽や、音楽だけのインストゥールメンタルなどは心地よく聞こえます。その反面、言葉がハッキリとわかる邦楽のポップスなどは読書の時に気になってしまいます。よくカフェのBGMがボサノバなのは、ハッキリと歌詞が聞こえにくいからかな?と思っています。もしかすると、読書の時のこうした音楽の好みは私だけでは無いのかもしれません。

書店員になってみないとわから無い事。

2014年11月5日

本好きにとって、書店で働くということは憧れでもあります。よくお給料が低いとか、重い本を運ぶから腰に悪いと言われていますが、やはり本に囲まれて仕事をするということはとても楽しいものです。私はもう何年もさまざまな書店に通っているので、書店での仕事も新刊チェックが主に楽しみではないかと思っていました。今ではそんな書店に憧れている読書家のために、お仕事小説として書店員のことが書かれていることもあるからです。
そういう本を読んでいると、私の予想を裏切ることが多くありました。私が見ていた書店員のお仕事は、ほんの一部だったのです。書店員のお仕事の奥深さに、驚きの方が多い毎日を過ごしています。
たとえば、私が知って驚いたのは雑誌のことです。最近では、豪華な付録つきの雑誌が数多く出ています。本棚に並んでいても「スペースが広く必要で大変だな」くらいにしか思っていませんでした。ところが、この付録つき雑誌は、最初本体と付録がばらばらの状態で納品されてくるのだそうです。本体と付録を輪ゴムなどで一緒にするのは、各書店の仕事になってしまうのです…。出版社がセットしてくれるのではないと知って、唖然としました。付録つき雑誌は毎月いくつか発売されています。そのたびにセッティングの仕事が増えるのです。完成形しか見ていなかったお客の身分では、その苦労は全く知りませんでしたね…。
こういう裏方の仕事をしてくれる人たちが居るから、私たちは気持ち良く書店を利用できるんですね。感謝感謝です。

本棚を本屋さんみたいなレイアウトに

2014年10月17日

本棚って、ただ本をしまうだけのなんでしょうか?自宅の本棚って、大体の人が背表紙が見えるように並べていると思うんですが、本なって思ったんです。
文庫やハードカバーを立て掛けても絵になるんですけど、ちょっとダークな色やシックな色が多いと沈んで見えちゃいますよね。そんな時には明るい色味の写真やポップなデザインがされている雑誌を飾るってみると…ほらっ本屋さんみたいになっちゃいます!たったこれだけの工夫で、いつもの本棚が様変わりしてみえるんですよね。本棚がちょっとおしゃれに見えてくると、部屋の模様替えも併せてしたくなるから不思議です。
雑誌が家に無いって言う人も居るかもしれませんけど、このために本屋さんで買ってみるっていうのも良いかもしれませんよ。ファッション雑誌なら当然メイクやおしゃれの参考にもなるから無駄にはならないですし、自分にはないコーディネートのアイデアが見つかることもあるので気に行ったものを一冊持っているとかなりおしゃれに幅が出ます♪
話を戻しますが、本棚って結構、本の前にホコリがたまってしまうので、雑誌を置くとホコリ防止にもなるんですよ。本だけ入れて手をつけない!ではなく、おしゃれかつ機能的に活用出来る本棚にしたいですよね。飾る雑誌や写真集をシーズンごと変えてみるっていうのも良いですよね!いろいろ楽しみが増えそうです。

自由の中に生まれる責任

2014年9月27日

近代文学の作家さんの手紙についての文章を読んでいたら、ふと遠い昔に見た作品のことを思いだしました。小説か漫画かドラマか、それすらも定かではないのですが、戦時中の話でした。少女は疎開先から両親に向けて葉書を書くのですが、戦時中です。迂闊なことを書いて怒られてはいけないと、文面は当たり障りのないことを書きます。でも葉書の隅にとても小さな字で、食べたお芋が美味しかったと書くんです。
言論について自由がなかった時代の話は、当時小さかった私を怯えさせました。そんな時代があることが信じられずに、親や祖父母に聞きまわった覚えがあります。そう考えると、今は随分自由な時代になりました。ああこの時代に生まれてよかったと、先人には申し訳ないけれど思ってしまいます。
読みたい本が読めて、言いたいことが言える。なんて素晴らしいことでしょう。ただ自由が許されている分、良識は大切にしないといけないとも思っています。何を言っても捕まることはありませんが、自分の価値が下がることはありえますもの。たった一言で信頼を失うことすらありますしね。結局、いつの時代でも言っていいこと、悪いことを考えることが重要なのだと、今の世だからこそ実感しています。

時代旅行と外国旅行を楽しむ

2014年9月9日

両親が旅行好きなので、我が家には毎月たくさんの旅行会社のパンフレットが届きます。つるりとしたきれいな紙に刷られた鮮やかな写真を見たときに、今は印刷だから簡単だなあと思いました。
つい先日読んだ時代小説は江戸時代の話でしたが、その頃は印刷機はなく、絵を刷るといえば、浮世絵だったんですもの。浮世絵は何人もの人が共同で行ったらしいです。構図を考える人、絵を描く人、それを木に彫りつける人、そして最後は鮮やかに刷りあげる人。もちろん刷るのは一枚ずつですから、その出来によって価値が決まったりもしたようですよ。大変な時代ですよね。そう考えると大量に届いても多くは捨てられてしまうパンフレットが、いかに勿体ないものかと考えさせられます。
ただ私は何でもとっておくのが好きなので、素敵な写真などは切り抜いてスクラップしています。旅行にもいかないのにまめだねと言われますが、私は実際に出かけるより旅行番組を見たり、雑誌を見たりする方が好きなのです。だから本を読むのも好きなのかもしれませんね。時代小説は時代旅行が楽しめますし、外国のものを読めば海外旅行に行くこともできますから。資金も時間もそうかからず、気分転換にもなりますよ。